過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん！」
↓ 1- 覧 板 20
772: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2018/01/03(水) 21:30:03.64 ID:Tm0vudP3o

　3/10


　「えっ、ちょっ、どういうことなんですか！？

　　ハギヨシさん！？」

　「すみません京太郎”様”。

　　説明はお嬢様の方から……」

　「そういうことですわ」


　ハギヨシは申し訳なさそうな表情を向けて退出する。

　わざわざ丁寧に扉を閉めたかと思えば、ガチャリ、と鍵まで閉まる音が聞こえた。


　「なんでっ！？」

　「ーー最初にお伝えしておきますわ」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l´　　　　,'::＼ヽ∨//＿ ﾍ:l:.　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　 　 !|￣　￣/' ´ 　 　 ',ﾄ:: 　　 ',
. 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　Y 　　　/'　 　 　 　 ｌ!∨　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　:,'_!|＿＿.{(　　　＿≦千‐＜へヽ
.　　　　　　　　　　　　　　　　　/／ﾚ//｢ ',ｌ --　´ ＼ 　 ‐‐　/　　',iヽﾍ｀ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 //ノﾍ //　-ヽ＿‐　　 |　 , ====ﾐ　 !|::　::　｀＼
　　　　　　　　　　　　　　　／/　　:::ｉ! ! '´￣￣｀　　/　　　　　　｀ jﾚi::: :::.　 ', ＼
.　　　　　　　　　　　　　　///　　 :::|ﾍ.',　　　　 　　 '　　　　　 　 /!´ !:::: 　 ∧ ｀',
　　　　　　　　　　　　　 // { 　 　::::|　 ﾄ 　 　　ｰ-....‐:::丶ｌ　　　　,'　 }:::　　　ﾉ　 ｉ!
.　　　　　　　　　　　　　ｌ !　ヽ　　 :::＼.ﾍ　　　　',::::::::::::::::,'　　　　 -'/:::　　／ﾍ.　j! 　　　「あなたはここから出られませんわ！」
　　　　　　　　　　　　　 ヾ　/ ＼ 　 ::ヽ人　 　　ヽ:::::;　-'-‐っ ／｢/:::　　::: 　 ∧
.　　　　　　　　　　　　　　∨　　::＼　　∨!＞ 　 . ／, ィ≦ イ　　/:　　∧::　 　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　/　　　::/　ヽ　:∨::_レ ´　ヽ _.,ｨl }┤　::|::: 　/　∨　　　 ＼
.　　　　　　　　　　　　　/　　　 /　　　!_　|／　　＼　 ヽ'‐ﾍ｣つ､:!::　:{　　::＼　　　 :::＼
　　　　　　　 　 　 　 ／　　--‐‐　フ::::::ヽ　　　　　　　／´__　　 l　 ├──-ヽ ＿　　::＼
.　　　　　 　 　　　／ ／ ＼　イ::::::::::::::::::::ﾄ 　r‐‐　　 {／ ／　　 ヽ::: ＼　　　　 |　 ｀.i　＼　ﾄ､
. 　 　 　 　　　 ／　　!　　イ⌒ヽ:::::::::::::::::∧ヽ 　 　__ ､イﾄ ､　 　／ ＼　ヽ　　　l　　　　　 ＼　＼
　　　　　 　 ／ /｀ 彡'　　　　　 ∨:::::::::::::::∧ク￣ // .!',　｀ヾ /､　　　 Y: i　　　!　　　|､　　　＼　＼
.　　　　　／ ／イ　　　　 　 　 　 ∨:::::::::::::イ.　 ／ｲ　 | ﾍ　　 ｀i }　　 ノj/　ｉ　 ,'　　　,┐､　　　 ヽ
　　___.／_／´　　　　　　　　　　　 ∨::／　ヾ／／i !.　 !|ヽ＼　/,'　　 ／　:::i　/　　　' ::|　＼　　　∧ ､ヽ



　 /　　　　'　　 |　　　',　　　　　　 　 :}∧∨',ヽ, ／　 V　|　　　| '　/: : :ヾv　　v
　'　　　　 :|　　 ',　　　 ,　　　　　　 　 } 　! V ／　:|　　V |　　　|{　,: : ／　}　ヽ v
'　　　　/　! 　 :{ﾊ　　　ﾊ ∧　　 　 　 } V| ／{　V |_,　　v!　　　|　　　　　 }　　ヽ
　　　　' 　:,　　 '　,　　 ' ∨∧　　　　 '　,}ｲ' _j{≫!7:f心刈 V　　　　　　　/ {l 、|斗 ―――
　　　/　 ,∧　 ∧ｰ=ミ{__ ヽ　',　　　 j{⌒'| 7/j'　j'うゝ:ｱ |　 '　 '　　　 　 '　:{l ヽ! ｀ヽ
　　 ,'　 /　∧　 ∧:、 {｀~^ ー--　　/: :　j ^　　 　≫'’ 　 　 V'　　　 _ノ　　{l　 |　　 V
／ ,'　 /　 j{∧　 ∧ヽ{ ,ｨｧ=v云|　 ': : :　i|　　　~´　　　　　　 '　　　「:＼　} {l　　　 　 ,ヽ
　 ,'　./:|　/ v∧　　{ヾ八{　 ヽぅ! /: : :　 U　　　　　　　　　　 し　　:!: : : V:V　　　　　 ,　＼　　　「ハギヨシさァァァん！？」
　 ! ./　| /　 ヾ∧　 ,､＼: ｀: : : :|/: : : :、　　　　　　　　　　　　　　　}: : : : : '　　　 　 　 ,
　 |/ 　:| '　　　　 )ヽ , ＼ヽ: : : :': : : : ﾉ!　　　　　　　　　　　　　 　 八: : : :'　　　　　　　,
　　　　 '　　　 } /　/ ヽ 　 丶: :.} !: : : ｀: .、　　　　　　 _　　　　　 ': : : : : '　　　　　　　　,
　　　　　　　　j/　,　　　　 　 ＼し: : : : : : :.　　 _,.　 '"　　　　　 /: : : : : '　　　　 　 　 　 ,
　　　　　　　　 　 ,　　　 　 　 　 ヽ.,: : : : : :冖、 ＿　　　　　　,ｲ{: : : : :/　　　　　 　 　　 !
　　　　　　　　　　 、　　　　　　　　 ＞　.,: : : : : : （　　　　　/: U : : :./　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　 |　ヽ　　　　　　　　 　 /　:≧s。.,:ヽ　 _ .／＼: : : : {「 ＼　　 　 　 　 　 |


　京太郎の悲鳴が部屋に響き渡ら……なかった。


　「無駄ですわ。

　　ここは完全防音の密室、いくら叫ぼうが外には伝わりませんわ。

　　もし外に出ようとしても虫一匹見逃しませんわ」

　「なんでそんな部屋に俺を連れ込んでるんですか！？」

　「な、なんでと申されましても……」


　透華が顔を赤らめて身をよじらせる。

　その仕草に気づくほど、京太郎の心に余裕はない。


<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>
1002Res/1338.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice