過去ログ - 【ミリマス】未来「抗議する! 抗議するぞ!」
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1: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/04(日) 08:37:42.39 ID:z27wdgkp0
===

 今、劇場楽屋で一人の少女が立ち上がる! 

 休憩中や待機中の友人たちが何事かと視線を向ける中、
 彼女は拳をえいえいと振りながら宣言した!

「抗議する、抗議するぞ!」

 "こうぎ"と言うより"こーぎ"といった発音で、春日未来は最上静香に詰め寄ると。

「私、静香ちゃんに抗議する!」

「はぁ?」

「抗議するぞ? 抗議しちゃうぞ!」

「未来、一体どうしたの?」

「どうもこうも無いよ! 抗議するの!」

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2: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/04(日) 08:38:30.29 ID:z27wdgkp0

「……何の? と言うか何を? 私、アナタに文句を言われるようなこと――」

「その態度!」

以下略



3: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/04(日) 08:41:07.60 ID:z27wdgkp0

 全く静香にとっては心外だった。

 彼女は未来のことを親友と思いはすれ、馬鹿にするなど、
 まして自分よりも下に見ているつもりなど無かったのだから。
以下略



4: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/04(日) 08:43:17.10 ID:z27wdgkp0

 静香にそっと促され、未来が再び喋り出す。

「だからね、二種類の人間が。バカじゃない人と、これから賢くなる人だよ!」

以下略



5: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/04(日) 08:44:32.03 ID:z27wdgkp0

 そして始まる水掛け論。

 何度かの馬鹿と河馬の応酬の後、
 これではらちが明かないと静香がえいえい腕を振り言った。
以下略



6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/04(日) 08:46:18.40 ID:z27wdgkp0

 全く未来にとっては心外だった。

 彼女はほんの数分前の自分の言動を忘れはすれ、進んで悪事を働いたり、
 まして故意に人を困らせて、楽しもうとしたことなど無かったのだから。
以下略



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