過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活九日目
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511: ◆z07gL4YySg[saga]
2017/06/25(日) 22:45:56.45 ID:iuypFmA20
さらら「…………」

此処は何処だろう。辺りを見ても闇が広がっている。

さらら「……ああ、そうか」

少し歩いて奥を見ると、そこには他の闇とは違う。より一層深い深い闇の何かが居た。

さらら「お前が、私の心に宿る……邪神か」

その闇、邪神は何も反応を示さない。ただただ真っ直ぐ、さららの事を見ているだけだった。

さらら「いやぁ、そうか……わたしはこいつの力を自分の力と思っていたのか……まるで麻薬だな」

少し悲しそうに、それでもクックックと喉を鳴らしながら小さく笑う。

さらら「――天才とは、何か。お前に分かるか?」

唐突に、さららは邪神に語り掛ける。

さらら「わたしは、自分では分かっていたのかもしれないが。実は全然理解できていなかったんだ」

霊夢や魔理沙。アリスの顔を思い浮かべながら。さららはゆっくりと喋る。

さらら「天才とは、圧倒的力を持つ物!天賦の才に、努力を積み重ねた!圧倒的力を持つ物だ!」

さらら「――いや、違うな」

さらら「幾ら強い力を持っていても、それを扱えなければ意味が無い。天才とはどんな膨大な力でも扱えるものだ。つまり、それが出来ない奴は……ふん、天才を自称しているだけのただの馬鹿だな」

そう言って、さららは邪神に近づいていく。

さらら「だからこそ、だな」

邪神の体に触れる、冷たく、怖い。触れるだけで体が震えて来る。

さらら「――わたしは」

重要安価

1 お前の力に頼りすぎた――わたしは自分の力で歩いていく。
2 お前の力を正しく、使って見せようじゃないか。

コンマ↓5までで多かった方。

※どちらを選んだかによって、バッドエンドが確定する訳ではありません。


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