過去ログ - 十時愛梨「いつもの特訓」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/11(日) 21:44:51.72 ID:vxDSk+pvO
「プロデューサーさん……!」


 そのまま前へ。私にほどかれて自由になった腕を優しく広げて待っていてくれるプロデューサーさんの身体を、飛び付くみたいに近付いてからぎゅっときつく抱き締める。

 少し早い鼓動の音を聞かせてくれる大きな胸。私を受け入れて、優しく抱き締め返してくれる腕。隙間もなく重なる、誰よりも大好きで何よりも大切なプロデューサーさんの、恋しくて愛おしい身体。そんな全身に伝わってくるプロデューサーさんをいっぱいに感じて心の底まで満たされながら、でもこれよりもっともっと……そう願って、思いっきり抱き締める。


「ん……よしよし……」

「あ、ふ……」

「ふふ」


 抱き締めながら抱き締められて。

 抱き締めてもらいながら、優しく頭を撫でられて。

 大好きな人にいっぱいの大好きを伝えながら、大好きな人からいっぱいの大好きを贈ってもらえて。

 幸せで。

 もう、たまらなくなってしまいそうなくらいに幸せで。とくんとくん高鳴って。甘く蕩けてしまうような痺れに震えて。焼けて、どうにもならなくなってしまいそうなくらい熱くなる。

 熱くて、暑くて。

 たまらなく気持ちのいい幸せに燃やされる。


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