過去ログ - 幸子「Sachiko.Coume.Protect」 小梅「SCP紹介ラジオ…!」 その11
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9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 19:54:12.19 ID:hKFfQI4z0
小梅「…ここまでが、実際のライカのお話で、ここからが、SCP-2624のお話だよ…」

小梅「軌道上に到達したスプートニク2号の中でライカが死んじゃった時、宇宙船の外装に異常な犬たちが出てきて、球体になったんだ…」

小梅「研究者が秘密裏に試験してたシステムの誤作動で、SCPになっちゃったんだじゃないかって言われてるけど、詳しいことは不明だよ…」

小梅「宇宙船を取り巻いてる犬は、どういうわけか全部生きてて…しかも、その犬をすごい速さで発射することで、軌道を変えられるんだ…」

小梅「発射して少なくなった犬はどうやってか補充されて…近づいても、その方法で遠ざかっていっちゃうんだ…」

幸子「大気圏に落ちずに、今も軌道上に漂い続けているのがこのSCPってわけですか…」

小梅「このSCPが出現してから宇宙空間を飛行した人は、犬の鳴き声を聞いたとか、犬が夢に出てきたとか、宇宙空間で犬を目撃したって報告してるんだ…」

小梅「全部、ライカと同一の姿の犬で…犬を目撃した事案、SCP-2624-3は、いくつかページに載ってるよ…」

小梅「目撃されたライカの行動には、宇宙飛行士を助けるようなものもあったから…もしかしたら、あんまり恨んだりは、してないのかもね…」


SCP-2624-3は、2000年2月20日に地球上に出現した可能性があります。
当日、モスクワ市警察は、ドンスコイ墓地にて、スプートニク2号計画を主導したソビエトの科学者、
ウラジミール・ヤズドフスキーの墓の前に、外見上ライカに似ている1匹の犬が横たわって大声で泣いているのを発見したと報告しています。
警官は犬を追い払おうとしましたが、墓地の何処かから走り寄ってきた同じ姿の犬の群れによって取り囲まれました。
各々の犬は警官に向かって吠えながら宙に浮かび上がり、数秒後に眩い閃光を伴って全個体が消失しました。
この事件は財団によって抑制される前に、地元報道機関の数社からニュースとして取り上げられました。



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