過去ログ - 【デレマス】元・クールPと堀裕子の話
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◆hAKnaa5i0.
[saga]
2017/06/30(金) 17:06:16.14 ID:+HJcVzfB0
「ぷ、プロデューサー。休みの日にプロデューサーの家に行ってもよろしいでしょうか?」
堀裕子はスプーンを両手でいじりながら、聞いてきた。
私は理由を聞いた。
「どうしてうちに?」
「その〜…勉強を教えていただけたら、と…」
「それは別にいいけどさ、事務所とかカフェでもいいんじゃないかい?」
「駄目です!!」
彼女は強く言った。
「日頃のお礼に私の手料理を振る舞おうかと考えているので!!」
私は嫌な予感がした。
「ユッコって普段、料理はするの?」
「い、いえ。でも、さいきっくパワーがあれば簡単に出来ます!」
「…最近、ちょっとだけ練習してますし」
「ほほう。ちなみに何を作るつもりなのかな」
「カレーですね」
「カレーは好きだけど」
「じゃあ完璧ですね! 土曜日にお伺いします!!」
堀裕子は土曜日の昼に、私の家にやってきた。
彼女はカレーを作ってくれた。
不安とは裏腹にカレーは美味しかった。
それを伝えると堀裕子は喜んだ。
「さいきっく・まごころが決まりましたね!」
いつもの調子でサイキックを主張した。
昼食の後、私は堀裕子に勉強を教えた。
だが、堀裕子は集中力を欠いているように見えた。
終始そわそわしていた。
勉強をしている時にやけに私の顔を見ているようだった。
「プロデューサー。その…今日の私の服は似合っていますかね…?」
不意に堀裕子はそんなことを言った。
私は彼女の服装を見て「似合っているよ」と応えた。
堀裕子は「そ、そうですか」と照れた。
顔を赤くした。
ひと通り勉強が終わると堀裕子は帰った。
彼女は忘れ物をした。
机の上には堀裕子のスプーンが置いてあった。
紐で結んでネックレス状にしてあるスプーンだ。
次の日に返そうとしたら「あげますよ」と言われた。
「お揃いですね!」と堀裕子は嬉しそうに言った。
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