過去ログ - 【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】その2
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724: ◆r3J8wr8gzWTW[saga]
2017/07/21(金) 22:31:53.05 ID:s36QZBOa0
提督「電話はあるか?」

間宮「あ、はい、あちらに……」

君はメモ帳から横須賀の電話番号を探し、横須賀へと電話をかける。

提督「ああ、私だ。ウチの子はもう出発したか? まだ? ちょっと変わってくれるか?」

提督「くっ……ふ……それは中々愉快な事に成っているだろうな。が、こちらは少々愉快ではない事があってな」

提督「準備はしてて許可待ち? もちろん許可しよう。うん、おおよそそれでいい」

朧「何を話してるんだろう……」

曙「さぁ……。どうせロクな事じゃないでしょ」

漣「しっ、聞こえないよ」

君が話す傍らで、3人が聞き耳を立てる。

提督「……、間宮、だったか? 調理場は使えるな?」

間宮「え? ええ。もちろん使えますけど……」

提督「『大量』の食材が数時間以内に来る。誰かに手伝わせてもかまわん、夕食……そうだな、ひとまず2000に間に合わせられるか?」

間宮「は、はい!」

提督「取り敢えず、秋津洲にも手伝わせる。さて、一度執務室に戻ろうか……、気になる事がある」

朧「なんですか?」

君は執務室に戻り、先程元帥から受け取ったファイルを開き、今度は1ページずつ確かめるようにじっと眺める。

提督「……。満潮、という子は何処にいる? たしか、朝潮の妹だろう」

君が指差す管理カードにはでかでかと、『大破』という文字が浮かび上がっている。

先にファイルを流し見た時に感じた違和感がコレだった。

漣「あぁー……。営倉だと思います」

朧「朝潮と霞が行方不明になってから、提督に怒鳴り込みに行くって言ってたから……」

提督「やれやれ、営倉はどこだ?」

君は漣達に案内されて営倉へとやってくる……。

営倉の南京錠を開けると、そこにはボロボロの状態でぼうっと座っている人影があった。

提督「大丈夫か?」

満潮「あ……。ああ!? ご、ごめんなさい、もう口答えしません、ごめんなさい!」

提督「……、何があったか知っている者?」

曙「……、多分、サブ島沖海域(5−3)に一人で出撃させられて、大破状態のままで営倉に叩き込まれたんだと思う」

漣「うっわ……。いくら艦娘が沈みにくいっていったって、痛い物はいたいし、あの海域は6人でも怖いのに……」

提督「……」

満潮は君が手を差し伸べようと近づくと、酷く怯えた表情をして後ずさり、広くない営倉の壁に行き当たり、顔色を青くして涙を浮かべる。

↓1〜3 さて、どうする?


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