過去ログ - 【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】その2
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857: ◆r3J8wr8gzWTW[saga]
2017/07/24(月) 22:33:51.41 ID:r36vmLKj0
提督「ふむ、ちょっと芸でも見せようか」

満潮「……」

君は工廠から工具をいくつか持ってくる。

真っ二つに割れた湯呑みをきれいに拭き、割れた面に瞬間接着剤を塗り、それを接着し、

接着剤が乾いてから、接着面からはみ出した接着剤をナイフで削り落とし、目の細かいサンドペーパーできれいに磨き、

仕上げに研磨剤を使って拭き上げる。それからパーツクリーナーを使って研磨剤の油を落とし、最後にきれいに水で洗って満潮の机に置く。

提督「コレで元通り……とはいかんがまだ当分使えるだろう。本当にやり直しの効かない失敗なんぞそうそう無い。粉にならなければこんな湯呑みでも直る」

提督「前の提督はこの程度の事でも癇癪をおこしたかもしれんがな。私は別に何とも思わんよ」

満潮「……きれいにくっついてる……」

提督「そういうことだ」

君が満潮の頭にぽんと手を乗せると、ビクリと大きく身体を震わせるものの、それ以上の反応は無い。

提督「さて、湯呑みの修理をしている間に良い時間になった事だ。食堂に行こうか」

君は満潮を連れて食堂へと向かう。

初日の閑散とした様子はどこへやら、間宮は忙しそうに動き、艦娘達は食事をかき込む者も居れば、談笑する者も居る。

その中に、朝潮と霞の姿を見つけ、君はそちらに向かった。

提督「相席させてもらっていいかな?」

朝潮「もちろんです!」

霞「満潮の様子はどう?」

提督「ん、よくやってくれているぞ? と、言っても仕事らしい仕事はあまりないがな。出撃も遠征も最低限だし。私の話し相手をしているのが仕事だ」

満潮「本当に執務室で座ってただけの気がする……」

霞「出撃は希望者だけだものね。それも一日に数回だけ」

提督「私は別に戦果もいらんし、元帥も言っていたが、管理区域の防衛以外の仕事は任意だからな」

提督「西方や南方なんぞ行く必要が無い。……まぁ、知り合いに会いに私が一人で行くぐらいのものか」

朝潮「その時はお供します! 流石に司令官一人に行かせられません」

提督「ははは、ではその時はお願いするとしよう」

↓1〜3 さて、どんな話をする?


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