過去ログ - 【ミリマス】夜に輝く星座のように【なおあり】
1- 20
11: ◆OYYLqQ7UAs
2017/07/08(土) 17:04:50.71 ID:8jYM6AV4o
「……あ。あの星、奈緒ちゃんみたいですね」

劇場の屋上。既に今日の講演も終わり、ステージの高翌揚感を冷まそうと上ってきた亜利沙が夜空を見上げれば、満天とはいかないまでも大小さまざまに煌く星空。
なにげなく見上げたその星の羅列が彼女には、今日は劇場にいない想い人のサイドテールに重なる。
サイドテールから辿ってみれば、あれが瞳で、あれは喉だろうか、とプラネタリウムのように想い人を空に投影していく。

「あの星、亜利沙みたいやなぁ」

所変わって事務所の屋上。テレビ番組の収録が終わって事務所に戻ってきた奈緒がふと屋上で夜空を見上げれば、都会の煌々とした明かりにも負けず輝く星空。
半分無意識に劇場の方角の空を見上げれば、今頃はまだ劇場にいるだろう想い人のツインテールのような星の羅列。
ツインテールから辿っていけば、あれは瞳で、あれが唇やろか、と星図盤の絵のように想い人の姿を空に描いていく。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/12.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice