過去ログ - 【ミリマス】夜に輝く星座のように【なおあり】
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3:名無しNIPPER[sage]
2017/07/08(土) 17:00:51.14 ID:8jYM6AV4o
それから紆余曲折あって、ありさ自身がアイドルちゃんになることになりました。
プロデューサーさんからスカウトを受けた形とはいえ、一応の歌やダンスのオーディションを受けて、晴れて合格したその日。
今後のことについての説明をうけるために、事務所のソファに座ってプロデューサーさんを待っていたありさに声を掛けてきたのが、奈緒ちゃんでした。

「初めましてやんな?」

関西弁のイントネーションでそう声を掛けてきた奈緒ちゃんは、持ち前のキラキラした笑顔で自己紹介をしてくれて、ありさもいつも以上にハイテンションで自己紹介をし返したのを覚えています。
元気系サイドテール、方言アイドル、関西人らしいノリのよさ。これは来る! とかなんとか、とにかくアイドルちゃんを愛する一人の人間として、奈緒ちゃんに光るものを感じたありさは、気づけばこれからのアイドル界の展望だとか、現代のアイドル文化で求められているものだとか、普段は人に話すことのないディープな話をしていました。

冷静さを取り戻すにつれて、後悔と諦めがありさの中に満ちていくのがわかります。
どうしてここまで濃い話をしちゃったんだろう、同じ事務所なのに初日から引かれちゃう、って。



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