7: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/07/10(月) 18:00:40.32 ID:hQRIeXxpO
軽食を食べ終え、私達はまだ咲いていない向日葵畑をのんびりと巡り始めました。
私は日傘を差してのんびりと歩いているので、一番大きな向日葵の茎や葉を探して走り回る茜さんとは少し離れていますが。
「見て下さい文香ちゃん!すっごくおっきいです、これは咲けばこの向日葵畑で一番大きくなるに違いありません!!」
そんな満面の笑みで此方を向く茜さんが、眩しくてたまりません。
向日葵が咲く前だからこそ、咲いた時に思いを馳せて楽しむ事が出来る。
ついさっきの私では、決して思い浮かぶことなんてなかったでしょう。
そんな彼女の笑顔は眩しすぎて、日傘からも睫毛からも漏れて私の目を眩ませました。
彼女がステージに立った時、ファンの皆さんはいつもこんな風景を見ていたのでしょうか。
燃え盛る太陽にも負けないくらい、今を謳歌している茜さんは。
きっと、満開を迎えたこの向日葵畑のどれよりも……
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