過去ログ - 【安価】このグロンギと戦っても生き残れない!Episode1【仮面ライダーアギト/龍騎】
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11: ◆drMEK0.1tTu1[saga]
2017/08/02(水) 22:40:31.45 ID:Ap5NrAPQ0
──半年前
2001年7月29日

豊島区 街道
08:30 p.m.



風のエル「不思議……いや、数奇と言うべきかねぇ」


街灯のまばらな道を三人の少女が歩いていた。
少女……と言うのには些か語弊があるかもしれない。
確かなことは、その実年齢は万という単位を容易く凌駕していると言うことだ。


水のエル「……何がだ?」

風のエル「我々が、こうやって人の真似事をしてることがさ」


彼女達はエルロード。
この世を創造した神の眷属であり、言わば天使の如く存在。


水のエル「致し方あるまい。我らは敗れたのだ」

土のエル「うーん……私は、結構楽しいですけどね!」

風のエル「まあ、かく言う私も心地良さすら感じているけどねぇ……」


嘗ては増長した人間を憎み、アギトへの覚醒の兆しを見せる人類を滅ぼさんとしていた者達は、染まった。

それもこれも“彼”の存在が原因であるのは間違い無い。


土のエル「そんな事、今更とやかく考えたってどうしようも無いですよ?」

風のエル「そうだねぇ、時間の無駄……かな」

水のエル「うむ、人が天災に抗えぬのと同じだな」


散々な言われ様だが、それが正当な評価でもある。
そう言われるだけの事を“彼”はしでかした。
そんな“彼”に対し、三人は畏怖と同時に何時しか敬意に似た何かを抱くように……そうしなければ心が死にかねなかったからなのだが。


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