過去ログ - 【安価】このグロンギと戦っても生き残れない!Episode1【仮面ライダーアギト/龍騎】
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495: ◆drMEK0.1tTu1[saga]
2017/08/24(木) 23:26:58.67 ID:OGZDgsego
バルバ「そう構えることは無い、今日は話をしに来ただけだからな」

一条「どういうことだ……」

バルバ「もうグロンギはリントを殺すことは無い……ゲゲルは既に成立しないからな」

一条「…………」


そう言われて、はいそうですかと納得する一条薫では無い。
バルバもそれを解っていてか、相変わらず不敵な笑みを浮かべている。


バルバ「我々は貴様達を嘗めすぎていたようだ。まさか、トラガまでが其方の味方に着くとは想定外だった」


虎牙のことは、どうやら筒抜けだったようだ。
しかし、五条虎牙がいたお陰で未確認生命体関連事件は解決に導かれたのは間違いない。
それだけ、五条虎牙の存在はグロンギにとって誤算だったのだろう。


バルバ「いやしかし……誇って良いぞ、お前とクウガがいなければ我々はザギバスゲゲルを今頃完遂していただろうに」

一条「……お前たちの目的は、何なんだ!」

バルバ「何、簡単な事だ。究極の闇を生み出すための競争……つまり、究極の強さを求める為の遊戯だったのさ」

一条「そのために、人間を……」

バルバ「だが、もう既に終わった事だ」


一条の怒りもバルバは意に介さず淡々と語る。
拳銃を携帯していないのが悔やまれた。
今、G1トレーラーを要請して果たして間に合うだろうか…………


バルバ「グロンギの時代は終わった、今日の話は次代についてだ」

一条「次代……だと?」

バルバ「かつてトラガとの話を聞いていたが、貴様は我々との戦いを第二次世界大戦に例えていたようだな。しかし、それは正確ではない」

一条「なに?」

バルバ「そう、日本史という物に当て嵌めれば……あれは只の明治維新に過ぎない」

一条「…………」


その会話の内容は覚えていたが、まさか盗聴されていたとは思いもしなかった。
グロンギに対して、バルバに対して尚一層の警戒を覚えながら睨み続ける。


バルバ「そう、日清も日露も、ましてや戊辰戦争さえ未だに起きていやしない」


その言葉の意味を探ろうと、一条は頭を巡らせる。
確実なのは、争いが起きると言っていることだけだ。


バルバ「まあしかし……戊辰の前に日清が始まる兆しが見えているがな」

一条「お前たちが、また動き出すと言うのか?」

バルバ「言っただろう、グロンギは終わったと。貴様達が矛を交えるのはグロンギよりも強大な存在だ」

一条「…………」


かつて、五条虎牙も似たような事を言っていたのを思い出した。
まさか本当に…………?



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