2:名無しNIPPER[saga]
2017/08/21(月) 23:55:21.68 ID:IILv3cIc0
伊織「まぁ、昔の話はとりあえずおいておきまして」
伊織「とりわけ、食の中には麺類と言うのがございますな」
伊織「良いですね、麺類、この時期なんて言うと素麺なんかね、ツォルツォルっと進みますよ」
伊織「家の連中もですね、この前、流し素麺なんてのをやりまして」
伊織「若年層だけ集められましてね、御存じかはわかりませんが、亜美、真美、やよい、わたくし、美希、なんて順番で並びまして」
伊織「竹を流れてくる素麺をすすったもんですよ」
伊織「風流なものですが、なかなか難しい物でしてね、こう、割と早いんですよ」
伊織「いや、そりゃあ水流や竹の傾斜かげんだろと言う話もありますが、不慣れなものでしてどうもどうも」
伊織「その点利巧ですね、あの金髪は」
伊織「竹の終着点にですね、麺が無駄にならないように笊が置いてあるんですがね」
伊織「そこにこぼれたのを食べてましたからね」
伊織「一番最初にご馳走様なんて言ってましたよ「お腹いっ杯なの〜〜」とか言いながらさっさとソファーにゴロンですよ」
伊織「最初はね、なにくそ! とね、流れる麺を必死につかもうとしてましたがね」
伊織「最後はみんな笊を囲んで食べてましたからね」
伊織「かけ流し素麺ですよ、ありゃあ」
伊織「まぁまぁ、麺類と言うのはいつだっておいしいものです」
伊織「話を戻しますと」
伊織「昔の日本にあった麺類と言うのは、蕎麦、うどん、これくらいのものだったそうですな」
伊織「今のように多種多様な麺があったわけじゃあございません」
伊織「蕎麦屋さんってのもあったようですが、話に出てくるような蕎麦屋はちゃんとした店舗と言うのはほとんど出てきません」
伊織「こう今でいう屋台ですな、店主が店ごと引っ張って歩いていたアレです、アレのような物だったらしいです」
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