6:名無しNIPPER[saga]
2017/08/22(火) 01:02:04.13 ID:eBmPymF+0
伊織『それに、見て下さいこの麺。細打ちのすとれーと麺、店主解ってますねぇ流石ですよ』
伊織『濃いスープには細打ちすとれーと、麺を食べさせると言う、全方面への気配りが感じられるじゃないですか』
伊織『では……』
伊織『……っ』ズズッズズズズッズズッ!!
伊織『…………っぷふぁ』
伊織『極楽はここですか?』
伊織『しっかり芯の通った固ゆで、そうですよ、これこそがとんこつらぁめん、わたくしは「こなおとし」でも良いくらいですからこの歯ごたえは嬉しいですね』
伊織『たまにあるんですよ、スープは合格なのに肝心の麺の選択を間違ってしまう所が、アレは悲しいものですね』
伊織『そこへ来るって言うとこのらぁめんは完璧ですね、非の打ちどころがない』
伊織『それにですね…………見て下さいよこのチャーシューの見事な事』
伊織『余計な心配ですが、コレだけのものを出して採算取れるのか不安になってしまいますよ』
伊織『分厚くって……あむっ……ほふっ、肉の、厚み……あふれ出る肉汁とスープの波……堪りませんね』
伊織『……っっ……っっ』ズズッズズズッッ
伊織『ふぁ……美味しい』
伊織『たまにですね、こう、鶏肉をチャーシューとして名前をつけて出すところがあるんですが』
伊織『チャーシューは焼き豚と書いてのチャーシューがわたくしの信条でして……あむっ……鳥でチャーシューをあまり名乗ってほしくないんですよね』
伊織『それに薬味、たっぷりの紅ショウガに、高菜なんてのは嬉しいじゃあないですか』
伊織『口の中で面白い触感のきくらげも堪りませんね……いつまでも……ズズッ……飽きずに……あむっ』
伊織『……っ……っ…………っっ』ズズッズズズズッ
伊織『ぷふぁ…………あむっ…………』ズズッズズズズッズズッ
伊織『…………』
伊織『ふふぁ…………』
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