124:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:51:11.93 ID:OqD0+WRY0
【萌え?】
やわらかな朝の日差しで目覚めた。
昨日は結局日付が変わるまで絵を描いていて、
佑希を風呂に入れたあとに自分も風呂に入って、上がってそのままベッドに倒れこんだ。
起き上がると、携帯から遅れたアラームが鳴った。
警告音。いつもはこれでよく目覚めるけれど、いかんせん心臓に悪い。
朝食と少なめの昼食を作って家を出た。
朝練があるだろうけど、まだ彼女は眠っているはずだ。
外に出て歩けばすぐに学校がある。
なんとなく、先輩はもう部室にいるような気がして、中学棟のほうから四階まで上がった。
体育館からはボールの跳ねる音、こんなに早い時間から外周をしている部活だってあった。
ドアの取っ手を握る。
考えてみれば当然かもしれないけど、ドアはしっかり施錠されていた。
反対側の窓を開けて、冷たい風を廊下に送り込む。
ずっと閉め切られていた学校はやはり暑い。
することもなくて、メモ帳とスケッチブックを取り出して自分の絵を眺める。
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