139:名無しNIPPER[saga]
2017/09/12(火) 21:33:39.33 ID:BAzZeNB60
「ただいまー」
がらっと勢いよくドアが開けられた。
あたりまえだけど胡依先輩が来た。手にはポリ袋を引っさげている。
「どーも」
「おつかれさまです」
さすがのソラでも先輩には礼儀正しいか。
俺はというと、出会って二日かそこらなのに、かなり馴染めたかもしれない。
いい傾向。今のところは。
「白石くん、紅茶よろしくー」
「ミルクティーにしなくていいですか?」
「迷うなあ……」
「じゃあ紅茶で」
「白石くんの好みでいいよ」
俺が紅茶の気分だったから。まあ、それだけだったけど、意見が一致するのはありがたい。
お湯を沸かして、三人分の紅茶を準備した。
どうでもいいところで家事スキルを発揮。こんなの誰でもできるけど、胡依先輩には好評のようだ。
1002Res/840.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。