192:名無しNIPPER[saga]
2017/09/29(金) 00:58:31.07 ID:+O2eMHkM0
飲み終えたカップを受け取って、新しいものと、家から持ってきたお茶菓子を机の上にあげた。
同時に、六限開始のチャイムが鳴る。
「思ったんだけど、どうして白石くんはこの時間に部室にいるの?」
「胡依先輩こそ」
「え……私?」
まるでここにいることが普通かのように首をかしげられた。
「いや、俺は頭痛くてサボったんですけど、ここに来たら先輩が寝てたんで」
「ねむかったからね」
「そりゃそうですよね」
「ていうか、サボるなんて意外……きみは結構真面目な子だと思ったのに」
「そんなでもないですよ」
「はっ……私もしかして後輩を悪の道に引き入れる悪い先輩になってる?」
「ぜんぜん」
「そう、ならいいや」
「……で、先輩もサボりなんですか?」
「んー、二年になるとね、いろいろあるのよね」
1002Res/840.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。