258:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:29:58.91 ID:3Ent1u4Q0
「知り合いもなにも、小学校同じじゃない」
「そうそう、小三と小五で同じだったんだよね」
へえ、と俺は思った。
うちの中学は普通の公立だから、小学校からの持ち上がりがほとんどだ。
それでも、三つから集まっているから、善くんはひとつ隣の小学校だったと記憶している。
「そいえば、彼氏さんとはどうなの?
名前は、なんだっけ。よくうちに来る人」
「善くんな」と横から補足をした。
「そう、その人! たまに道とかで会ったよね」
佑希が興味のない人について覚えないのは昔からのことだった。あまりいいとは思えない。
「えっと、別れちゃったの」と秋風さんはすぐにそれに返した。
「え……えー、ごめん」
「いいよいいよ、もう終わったことだし」
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