7:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:12:26.10 ID:0Xh/ck4b0
【妹】
ガラガラと音がして、和室のドアが開いた。
8:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:12:58.62 ID:0Xh/ck4b0
「今日もみんなで泊まってくの？」
鋭い視線で睨まれる、なんでだろう。
9:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:13:26.71 ID:0Xh/ck4b0
「俺ってそんなに女っぽい？」
「うん」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:14:23.69 ID:0Xh/ck4b0
【部活】
「そういえばさ、おまえら二人部活どうすんの？」
11:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:16:23.85 ID:0Xh/ck4b0
「だってさあ、今更入れって言われても困るよな」
言いつつ、普通にそう思っていた。
もう部活内でグループやらなんやらができてしまっているだろうし、あまり興味をそそられる部活もなかった。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:17:04.76 ID:0Xh/ck4b0
「ソラさ、弾き語りできるようになったら弾いてくれよ」
「がんばるぜ」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:18:12.25 ID:0Xh/ck4b0
うちの家高校の三軒隣だから、歩いたら一分かかんねえし。
そもそもそんな適当な部活が申請を通るとも思えないけど。
14:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:19:14.42 ID:0Xh/ck4b0
【喫茶店】
こうして終盤にもなって課題に追われてるとはいえ、夏休み中はずっと遊んでいたわけではなかった。
15:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:20:11.32 ID:0Xh/ck4b0
フロアに出ている店員さんはその子しかいない。
厨房には老夫婦がいるけれど、あまり出てこない。
ずっと俺がキャラメルマキアートを頼むからか、何も言わなくても目線だけで運んでくれる。
16:名無しNIPPER[saga]
2017/08/26(土) 21:21:04.68 ID:0Xh/ck4b0
漫画を読むか、高そうなヘッドホンで音楽を聴いて外を見つめている。たまに紙に何かを描いてたりもする。
バイトだとしたらめっちゃ楽そうだな。
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