過去ログ - 追われてます!
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737:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:20:25.31 ID:YvRDjLe80

「顔洗ってこいよ」

「ん、わかった」

以下略



738:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:21:18.06 ID:YvRDjLe80

「奈雨って愛されてるな」

「そうかな?」

以下略



739:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:23:30.61 ID:YvRDjLe80

【繋ぎ方】

 少し余裕を持って家を出て、地下鉄に乗って零華との待ち合わせ場所へと向かう。

以下略



740:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:24:34.76 ID:YvRDjLe80

 噴水の近くのベンチに本を読みながら座る零華を見つける。

「遅れてごめん」と俺が言う。
「はー、待ちました待ちました」と手をはらう。
以下略



741:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:25:35.13 ID:YvRDjLe80

「奈雨がいいなら」

「いいよ」

以下略



742:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:27:09.62 ID:YvRDjLe80

【責任】

 零華が一歩先を歩いて、俺と奈雨がその後ろを歩く。

以下略



743:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:28:03.35 ID:YvRDjLe80

「お兄ちゃんは、これとこれのどっちが好き?」

 質問がわかりやすい。選んできて、と言われないのはすごくありがたい。
 自分の服のセンスについては沈黙せざるを得ないが、彼女から提示される二択ならぎりぎりいけなくもない。
以下略



744:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:29:25.34 ID:YvRDjLe80

「先輩ってこういう服似合いますよ」

 奈雨を待っていると、零華が近くにあった服を俺の前に出してきた。

以下略



745:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:31:57.09 ID:YvRDjLe80

「詳しく! 詳細ぷりーず!」

「落ちつけよ」

以下略



746:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:32:45.70 ID:YvRDjLe80

「ほう」

「……ほう?」

以下略



747:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:33:25.47 ID:YvRDjLe80

「水音がですね、ぴちゃぴちゃって。
 わたしはしたことないのでわからないですけど」

「試しに耳塞いで歯をカチカチやって見てください。よく響きますから」と言われてその場でやってみると、たしかに音が鮮明に聞こえる。
以下略



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