750:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:37:14.32 ID:YvRDjLe80
「このあとどうします?」
と歩道橋についたところで零華は言う。
奈雨とともに俺を見て首をかしげている。二人とも今日はずっと休みだといっていた。
「俺は部活で学校行く。奈雨は?」
「わたし暇だし、学校行こうかな」
「それならわたしも行きますか」
というわけで、目的地が学校に決定する。何をするのだろうか。
「あ、この荷物どうするの」
自分で買ったものの他に、奈雨が重そうにしていた袋を受け取って持っていた。
ほぼ役に立たなかったから、荷物持ちくらいはさせてほしいと考えたから。
零華にも持つか訊いたが、意外にも「べつにだいじょうぶでーす」と返される。
けれど、彼女のような華奢な身体では肩にかけるのがそこそこきついようで、道の途中でひとつだけ持ってあげることにした。
「お兄ちゃんの部屋に置かせて」
「いいよ。零華はどうする?」
「あー、どうしましょうね」
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