913:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:52:27.89 ID:xOgRNUoX0
頭のなかで思い描いたイメージ通りに、胡依先輩は「それだけだよ」と答える。
だったら無理に続きを問いただすようなことはしないし、こんな卑怯な質問に乗っかってくれるあたり、この質問の意図は彼女に伝わっていると思う。
なぜなら、それだけ、なんてことはありえないのだから。
914:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:53:40.78 ID:xOgRNUoX0
「胡依先輩と東雲さんのやり取り、見てて楽しいんで、もっと仲良くなってほしいです」
「えー、見せ物じゃないのに」
915:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:54:13.48 ID:xOgRNUoX0
「どういう意味ですか」
「えっと、そうだな。んー……白石くんは、妹ちゃんのこと好き?」
916:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:54:40.51 ID:xOgRNUoX0
「これが、さっきの答え」
「……」
917: ◆9Vso2A/y6Q[saga]
2017/12/28(木) 15:57:29.97 ID:xOgRNUoX0
今回の投下は以上です。
このスレで完結するかは定かではないですけど、終わりは見えてきました。
918:名無しNIPPER[sage]
2017/12/28(木) 16:43:40.75 ID:zpk1cFZSO
あ
919:名無しNIPPER[sage]
2017/12/28(木) 17:58:10.60 ID:MpLrAypIo
乙。
920:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 11:45:27.70 ID:bPg41WOw0
支援
921:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 13:57:51.91 ID:LnmL9/o10
【選択】
胸元に伝わる振動で目が覚めた。
922:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 13:58:26.06 ID:LnmL9/o10
……あ、いや、別にかけられたかったわけではないけど、
と意味もないのに数秒前の思考を否定しようと考えていると、またしても握っていたものがブルブルと震えた。
さっきは鳴り止んだ後に見たから気付かなかったが、ロック画面には通知がたくさん表示されている。
923:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 13:59:12.80 ID:LnmL9/o10
今日は金曜日で、昨日は木曜日で、部長さんと話をしてから一日が経った。
約束の朝だ、と思う。
部長さんと交わした、大切な約束。
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