918:名無しNIPPER[sage]
2017/12/28(木) 16:43:40.75 ID:zpk1cFZSO
あ
919:名無しNIPPER[sage]
2017/12/28(木) 17:58:10.60 ID:MpLrAypIo
乙。
920:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 11:45:27.70 ID:bPg41WOw0
支援
921:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 13:57:51.91 ID:LnmL9/o10
【選択】
胸元に伝わる振動で目が覚めた。
922:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 13:58:26.06 ID:LnmL9/o10
……あ、いや、別にかけられたかったわけではないけど、
と意味もないのに数秒前の思考を否定しようと考えていると、またしても握っていたものがブルブルと震えた。
さっきは鳴り止んだ後に見たから気付かなかったが、ロック画面には通知がたくさん表示されている。
923:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 13:59:12.80 ID:LnmL9/o10
今日は金曜日で、昨日は木曜日で、部長さんと話をしてから一日が経った。
約束の朝だ、と思う。
部長さんと交わした、大切な約束。
924:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 14:00:21.93 ID:LnmL9/o10
もし部長さんの力を借りて場当たり的に絵を描けたとしても、いずれ自分はまた描けなくなってしまう。
不用意に誰かの力を借りることは、自分を蔑ろにしてその人に依存することと何が違うのだろうか。
部誌に描いた絵を載せてもらって、達成感や充足感を得れば、何かが変わるのかな──もしかしたら、そのままなんてことなく描けるようになるのかな。
925:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 14:00:55.71 ID:LnmL9/o10
軽くため息をついて、先ほどスマホを置いた机に目をやると、パソコンの電源が付けっ放しになっている。
そしてその近くには、見慣れない付箋が貼られていて、
926:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 14:02:10.58 ID:LnmL9/o10
【指先】
外気はつめたく、しとしとと降り落ちる秋雨が頬を濡らした。
もう九月も終盤に差し掛かってきている。こういう雨も、もしかしたらこれから増えていくのかもしれない。
927:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 14:02:40.45 ID:LnmL9/o10
「おー、まさか心配してくれたの?」
「いや、そんなバカな人はいくらなんでもいないよな、と思いまして」
928:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 14:03:10.29 ID:LnmL9/o10
本当なら、こういう話は全てすっ飛ばして私の話をするべきと思ったけれど、それでも彼女から何かきっかけを与えてくれることを願ってしまった。
「ちょっとした昔話とか、白石くんが描き始めた漫画についてとか」
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