過去ログ - やる夫が正史を書くようです41
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315:1 ◆ZXqVVWPHtc[sage]
2017/10/10(火) 01:09:08.95 ID:krx+TeARo
┏─────────────────────────────┓
 さて、魏の領域は、東は斉、西は秦に境を接し、
 冀州は道を結び集め、南は殷・衛に臨み、北は燕・趙に跨る。

 天地の気が交わって、吉兆が明確に表れている地である。
以下略



316:1 ◆ZXqVVWPHtc[sage]
2017/10/10(火) 01:10:23.55 ID:krx+TeARo
┏────────────────────────────────┓
 長い間、魏の地は沈黙を続けたが、今や時期が至り、大いに輝く事になった。

 聖武が竜飛するに及びて、
 初めて天命に従い、大いなる都を構えたのである。
以下略



317:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:11:04.18 ID:krx+TeARo
┏────────────────────────────────────┓
 初めて足を踏み入れた時に吉凶を占った所、
 亀甲も筮竹も実に良い結果を得たので、内外の城壁と掘を修繕した。

 多くの王者の都市を兼ね合わせ、長安と洛陽を始めとする八方の都に倣った。
以下略



318:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:12:10.84 ID:krx+TeARo
┏─────────────────────────────────────────────┓
 高く築き上げた宮殿は、自然の丘陵と同様にいつまでも傾き崩れない。

 広大な文昌殿は棟宇の規模を極めており、
 屹立する高山が独り険しい姿を見せているようであり、広く垂れ込めた黒雲から虹が伸びているようでもある。
以下略



319:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:12:51.93 ID:krx+TeARo
┏──────────────────────────────────┓
 鄴の街では大路が集まり、
 城壁の四隅に赤い門楼が立てられている。

 石橋が高く架けられ、漳渠から水を引いている。
以下略



320:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:14:10.26 ID:krx+TeARo
┏────────────────────────────────────────┓
 無数の貴人たちと庶民たちが行き交うが、
 ここでは老人は大切にされ、荷物を提げている者は無く、旅人たちも道を譲り合う。

 街には三つの市場が開かれ店が置かれているが、そこは八方に通じる大路に面した場所である。
以下略



321:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:14:37.73 ID:krx+TeARo
┏───────────────────────────────────┓
 あらゆる地方の人々が一同に会するため、
 多種多様な風俗の珍しい姿を見尽くす事ができる。

 証文を公平に用いて商売し、数限りない貨幣が用いられる。
以下略



322:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:16:09.98 ID:krx+TeARo
┏────────────────────────────────────┓
 さて、強き敵が方々に入り乱れ、
 天下に安寧の地が無くなるに及び、聖武は号令を下し、優れた武徳を轟かせようとした。

 甲冑を重ねて纏い、旗印を高く掲げ、弓を弓矯めから外し、矛の羽飾りを翻した。
以下略



323:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:17:33.43 ID:krx+TeARo
┏────────────────────────────┓
 三属の甲冑を纏い、質素な冠の紐を用い、
 弓を引いて狙いを定めるその腕前は、かの更嬴にも劣らなかった。
┗────────────────────────────┛

以下略



324:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:18:40.30 ID:krx+TeARo
┏───────────────────────────────────────┓
 鎧の下に練絹を纏った歩兵たちに鋭利な枝矛を持たせて整列させ、偏衣を着て指揮を執った。

 出征する時は必ず道理に従って行動し、奇正を併せ用いて四方の敵を討伐した。

以下略



325:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2017/10/10(火) 01:20:22.43 ID:krx+TeARo
┏─────────────────────────────────────────────┓
 兵を動かし数十年。

 その切れ味はより鋭くなり、三度接して三度勝ちて、昼も夜も戦い続けた。

以下略



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