過去ログ - 【安価&コンマで】ダンガンロンパ・シークレット4【オリロンパ】
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955:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 11:49:20.87 ID:BcARGqKM0
僕が、一番自然体でいられたのは、誰だった?
僕が、一緒にいて一番楽しかったのは、誰だった?
僕が、心の中をさらけ出すことができたのは、誰だった?

それは、思い出の中にいた永佳ではない。


956:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 11:51:58.00 ID:BcARGqKM0
御神島を南北に横断する2本の道路がある。
東側の道路は商店、神社、診療所の脇を通るものだ。
一方西側の道路は島の南北にある港と漁港を結ぶ形となっており、そのほぼ中間地点で西へと道が別れており、その終着点は島の端にある灯台へと繋がる。
三又になった部分のすぐ南側には、御神島唯一の学校である御神島小中学校が建っているのだが、現在は子どもたちの学び舎ではなく、子どもたちの殺し合いを指示し監視するプログラム本部と化し、校舎内には生徒ではなく軍人たちが滞在している。

以下略



957:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 11:52:38.10 ID:BcARGqKM0
ねむりん


958:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 11:53:15.09 ID:BcARGqKM0
マジカロイド44


959:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 11:54:15.29 ID:BcARGqKM0
秋山みなね


960:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 13:47:08.15 ID:BcARGqKM0
芥川雅哉(男子二番)と奈良橋智子(女子十一番)という、擦れた男子と優等生の女子という世にも珍しい組み合わせのペアと別れた後、蓮井未久(女子十三番)は同じ班のメンバーである芳野利央(男子十九番)と阪本遼子(女子八番)と共に、神社の境内へと続く階段を上がっていた。

「でもさー、意外な組み合わせだよね、芥川と奈良橋さんってさ」

未久の隣を歩く遼子が呟いた。
以下略



961:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 13:48:18.27 ID:BcARGqKM0
雅哉と言えば、帝東学院においては割と有名な人だ。
雅哉の兄は、3年前には中等部で生徒会長を務め(未久は中等部からの入学なので直接は知らないが、1年の時から同じクラスの平野南海(女子十四番)が教えてくれた)、現在帝東学院高等部でも生徒会長を務めている優等生だ。
一方弟である雅哉は、授業中は寝ていることが多く(体育には殆ど出席していないらしい)、成績はそのサボり具合に伴ってすこぶる悪い。
更に、手当たり次第に女子に声を掛け、引っ掛かった女子と付き合ってはやることだけやってすぐに別れるという女癖の悪さで悪評が高い。
兄弟の差が激しいことで有名だが、そのことを雅哉が気にするような素振りはほぼ見られず、教師たちもお手上げ状態で、親にも見放されている。
以下略



962:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 13:49:24.19 ID:BcARGqKM0
戦闘記録

1 ○ 原裕一郎(男子13番)
  室町古都美(女子9番) v.s.  相葉優人(男子1番) ×
 小石川葉瑠(女子5番)
以下略



963:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 13:51:00.27 ID:BcARGqKM0
2012年5月31日(1日目)、06:00p.m.――


御神島の東側、島内で最も標高が高い御蔵山の北側の麓には墓地が広がっている。
敷地はそこまで広いわけではなく、周りは鬱蒼とした森に囲まれて墓地独特の気味悪さが漂っており、夕暮れ時ともなれば尚更である。
以下略



964:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 13:52:12.19 ID:BcARGqKM0
季莉は口元を押さえながら、隣に腰を下ろしていた松栄錬(男子九番)へと目を向けた。
先の戦闘で真壁瑠衣斗(男子十六番)にボウガンで左足を貫かれ、更に高須撫子(女子十番)に短刀で右肩を刺された錬は、失血のためか顔色が優れない。
持参していたタオルを裂いた物と民家で調達した救急箱の中の消毒液と包帯で応急処置を施した左足はだらしなく投げ出されている。
放送の内容を記録するために地図は出しているものの、右肩の傷がたった数時間で癒えるはずがなく、ペンを持つ手には力が入っていない。
体の傷だけではなく山本真子(女子十九番)を金槌で撲殺したことで加害者とはいえ精神的にもショックを受けているというのに、季莉を気遣ってくれる錬の優しさが心に沁みるようでありがたかった。


965:名無しNIPPER
2018/01/19(金) 13:53:26.19 ID:BcARGqKM0
2012年5月31日(1日目)、08:50p.m.――


こんなにも、自分が何もできない人間だったなんて、思わなかった。

以下略



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