18: ◆jf/Iecmsv6[saga]
2017/09/08(金) 02:16:00.40 ID:i0Sgt8vYO
【Episode 166】Beyond the Starlight : Continued
【第二幕:2017年8月:北条加蓮】
Scene 1:凍った涙
加蓮(この世界に超能力があったとして・・・それを手にして、世界が大きく変わるのか。)
加蓮(結構、SF等では、さも大層な事として何かが進んでいくけど・・・。)
加蓮(実際問題、それが生むのは混沌と停滞だけだといえる。)
加蓮(不可能犯罪の横行、都市伝説が真実として渡り歩く世の中。)
加蓮(3年前の豪華客船沈没事故から、この様な噂は全くと言っていいほど耐えない。)
加蓮(だから、私は・・・それを止める。巻き込まれたからじゃなく、自分の意志で。)
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---聖靴市、駅前スクランブル交差点---
沙紀「おっ、来たっすね!こっちっすよー!!」
加蓮「ごめん、待たせちゃったかな?」
沙紀「平気っすよ、なんせ放課後っすからね。」
沙紀「少しぐらいのんびりしていた方がいい時もあるっすよ。」
加蓮「そう言って貰えると助かるかな。」
加蓮「それで、タチバナからの指令だと・・・今日の調査名目は、能力者との接触だっけ?」
沙紀「そうっす。まだ「フィニス・カルデア」と「ナイトバロン」の2大勢力に与しない・・・。」
沙紀「フリーランスの能力者っす。先手を打ち、加担させれば今後の戦いも有利に動く。」
沙紀「とか、タチバナさんは言っていたっすよ。」
加蓮「分かった。それじゃ早速向かおうか。」
沙紀「紐づけされた事件もあるっすけど、どれから行きます?」
【安価】接触するフリーランス能力者の噂 ↓1
1.カップルを狙う謎の影
2.一夜でハロウィンの様な内装に変わってしまった街の区画
3.喋る縫いぐるみがいる保育園
4.車が張り付いたまま動かなくなっている駐車場
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