過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 20
1- 20
879: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2017/11/11(土) 22:15:10.71 ID:JVa1vZB80

キリカ「……エイミー」


 そっとほむらの横に置いてみる。

 すると、ぶるぶるっと身体を震わせて水分を吹き飛ばした。


キリカ「これで起きないってのもなかなかだなぁ……」


 膝のあたり、ぶっかかってるんだけど。

 しょうがないからもっかい抱き上げて背中に乗っけてやると、さすがにほむらは目を覚ました。


ほむら「ん……あれ? おかえりなさい」

キリカ「だからおかえりじゃないって……――――!?」

ほむら「……どうしたんですか?」


 ほむらが眼鏡の位置を整える。……自分では気づいてないらしい。目の上のあたりに赤い模様がついていた。

 突っ伏して寝ていたせいで、眼鏡が押し上げられたまま顔に圧迫されてついた跡だろう。

 眉が二つあるみたいで面白い顔になってるのに。


キリカ「ちょっと! ほむらそのまま!」

ほむら「へ?」


 すかさず携帯を取って、写真に収める。

 ……見せてやると、ほむらが顔を手で覆った。


ほむら「えぇぇっ、なんですかこれ! 消してください、恥ずかしいです……」

キリカ「やーだー、こんなレア写真なかなかないよ。さっきのお返し」

キリカ「それに、こうして見せられなければ気づかず気にしないままだったんだよ?」

ほむら「知らぬが仏……には思えないですけど……」

ほむら「今までも気づかずこんな顔晒してたことあったのかなぁ……」

キリカ「お風呂案内するから、入ってきてよ。そしたらすぐ取れるよ」

ほむら「はい……」


 自分の髪とエイミーを乾かしてあげて、また勉強の続きをする。


 ……私はうっかり寝ないようにしよう。

 今寝たら、仕返しでとんでもない起こし方されそうだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/596.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice