3:名無しNIPPER
2017/09/12(火) 00:19:29.14 ID:KdxeMUnZ0
誰も乗ることは無いと言ったが、それは今の話である。そう、いたのだ、かつて1人だけ、私のような天邪鬼が。
私よりも少し年上で、大人の人だった、とても、綺麗な人だった。
私が捻くれるよりずっと前から捻くれていた、捻くれ者の大先輩である。
その人は一つ隣の町の人で、名前は知らない、何をしてる人かも知らないし、極端なことを言えば本当に女かどうかも分からない。めちゃくちゃ女装の上手い人かもしれない。
わかるのは、その人もまた天邪鬼で、電車の入り口が定位置であることだけだ。
最初の頃は、私も座席に座っていたけど、誰一人いない車内で座席に座るのは逆に居心地が悪いのである。貸切独り占めと考えるには、ワンマン電車は中途半端なのである。
そして、居心地の良い場所を探すうちに、あの人の反対側に立ち始めたのだ。
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