過去ログ - 巌窟王「旅行先間違えた」 アンジー「神様ですか?」
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118:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/06(金) 13:17:16.45 ID:/vbeFqfC0
最原「……そもそもの話、巌窟王さんが地下に降りたことを知ってたのは、赤松さんと僕だけだよ」

最原「だって、巌窟王さんと別れたとき、ゲームルームからは誰も出てこなかったからね」

最原「いや、そもそも巌窟王さんが図書室を訪れたこと自体、僕たちには予想のできない『気まぐれ』のようなものだったはずだよ!」

最原「だって! まさかわざわざ巌窟王さんが卒業アルバムのために写真術を習おうとするなんて、誰が予測できるの?」

巌窟王「!?」ガビーンッ

最原「あ、ごめん。秘密にしておきたかった……? 本棚から一つだけ飛び出てたからわかったんだけど……」

巌窟王「振り返るな……ただの致命傷だ……!」ガタガタ

最原「ほ、本当にごめん……」

東条「それすら首謀者なら、監視を通じてわかったかもしれないわ」

最原「仮にわかったとしよう。でも、そんな素振りを天海くんは見せたの?」

最原「僕たちが持ってた防犯ブザーみたいに、本棚に誰かが近づくことを知らせる機械を天海くんは持ってた?」

最原「百歩譲って、タイムリミット寸前に扉に近づく人間を仕留めようと首謀者が考えたとしても」

最原「それなら百田くんの作戦会議に同行しようなんて考えないよ!」

最原「だって、行動が全部バレちゃうんだからさ! 適当な理由つけて断って、さっき天海くんが言ってたような……」

最原「地下に通じる別の入口を経由して、素直に隠し扉から出てきて、こっそり巌窟王さんを仕留めるよ!」

東条「それじゃあ、天海くんは首謀者ではない、ただの殺人を計画した一般生徒だったとしたら?」

最原「猶更ダメだ。本棚が勝手に開くことと、隠しカメラの位置を知らない」

最原「隠しカメラを前提とした計画を立てられないよ」

東条「……なるほど。納得したわ」


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