過去ログ - 巌窟王「旅行先間違えた」 アンジー「神様ですか?」
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325:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 19:50:27.48 ID:p8j8ajbP0
最原「巌窟王さんの証言を撤回させる決定的な証拠ならあるよ」

最原「星くんの研究教室にあったダンベルだッ!」

巌窟王「ぐうううう……っ!」

赤松「えっと、あの分解できるダンベルがどうかしたの?」

最原「犯人はシンクに巌窟王さんの身を乗り出させる形で、血を流させた」

最原「でもそれって、最低限手首の部分だけはシンクの底付近に固定しないとダメなんだよ」

最原「じゃあ、犯人は一体そのとき、どんな道具を使ったんだと思う? どんな方法で?」

百田「ロープでシンクに固定……いやダメだな。胴体はともかくとして、手首はシンクの底に固定しねぇとなわけだし」

百田「……あ、あああああっ! そうか! それでダンベルか!」

百田「ダンベルに巌窟王の手首を括りつけた状態でシンクの底に沈めれば……!」

最原「テグス。ロープ。ガムテープ……括りつけるときに使うものは、処分が簡単なものでいい」

最原「更に、蘇生させたときに巌窟王さんの意識が覚醒したとしても、そのときはダンベルを持ち上げられないくらい衰弱してるはずだから問題ない!」

巌窟王「……バカな。ダンベルが使われた痕跡があるのか?」

最原「あるよ。アレも漂白剤臭かった」

巌窟王「く、クハハハハハハ! 血の痕が残ってたわけではあるまいに、それでは何の証明にも……!」

赤松「いや、待って。あったよ、血の痕なら!」

巌窟王「な、にィ……!?」

赤松「あれってウェイト可変式だったから、分解ができるんだよ」

赤松「実際に星くんが私たちの目の前で分解したとき、ジョイント部分には間違いなく血の痕があった!」

赤松「なんであんなところに血の痕ができるのか、ずっと疑問だったけど……」

赤松「今わかったよ。血が溜められたシンクに丸ごと沈んでいたときに、ジョイント部分に血が沁み込んだんだ!」

巌窟王「ぐああああああっ……!?」

百田「巌窟王。もうお終いだ。ここまでの議論でハッキリわかった」

百田「……真実に近いのは終一の方だ! お前の優しい嘘じゃねぇ!」

最原「!」


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