過去ログ - 巌窟王「旅行先間違えた」 アンジー「神様ですか?」
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335:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:01:11.42 ID:p8j8ajbP0
最原(最初から東条さんのことを疑っていたわけじゃない。むしろ、最初に僕が疑っていたのは春川さんだった)

最原(でも捜査を進めて行く内に『あれっ』て思ったんだ)

最原「アンジーさんが言ってる『昨日』ってさ。巌窟王さんを心配して、外に出てたあの夜のことだよね?」
以下略



336:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:07:57.87 ID:p8j8ajbP0
巌窟王「……む? なんだ? 何故全員こちらを見る?」

茶柱「念のために訊いておきますが、手は出してませんよね?」

巌窟王「……は?」
以下略



337:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:13:10.12 ID:p8j8ajbP0
最原「確かに巌窟王さんが夜時間の内に死んだってことになって、それ以前のアリバイは重要ではなくなったけど」

最原「それにしたって限度はあるんだ。だって体育館に仕込みをする時間が犯人には必要だからね」

春川「ピラニアの水槽への細工。体育館の窓枠への仕込み……確かにこれは夜時間以前にやらないとダメだね」
以下略



338:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:19:50.57 ID:p8j8ajbP0
最原「その潔白のアンジーさんの証言なら、ほぼ完全に信用してもいいと思うよ」

東条「……」

アンジー「ちなみにー! アンジーが昆虫で和もう会から解放されたのが十時十分くらいでー」
以下略



339:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:30:40.73 ID:p8j8ajbP0
東条「いえ。夜長さんが私の姿を見ていないことは問題ではないはずよ」

東条「私は間違いなく夜長さんの言う通り、その十五分の間に自分の部屋に帰って寝る支度を整えたのだから」

東条「本当に重要なのは……」
以下略



340:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:38:26.89 ID:p8j8ajbP0
王馬「つまり、犯人はこの二人に限定されたってことだね! いやー、お手柄だよ最原ちゃん!」

春川「……ッ!」

最原「いや。春川さんは犯人じゃないよ」
以下略



341:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:45:07.08 ID:p8j8ajbP0
最原「塩素系漂白剤の匂いって、一度付いたらしばらく取れないんだよ」

最原「特に、人体についた塩素系漂白剤の匂いは、短時間で落とすのならそれなりの準備が必要なんだ!」

最原「あんなに大がかりに漂白剤を使った掃除をしたら、使った本人もかなり臭ったはずだよ!」
以下略



342:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 22:58:18.21 ID:p8j8ajbP0
王馬「なるほどねー。俺も無駄な時間は使いたくなかったから東条ちゃんの私室までは入らなかったし」

王馬「全然気付かなかったや。そんな準備してたんだね、東条ちゃん」

赤松「あ、そっか。東条さんは自分の動機ビデオを持ってたからピッキングの必要がなかったんだね」
以下略



343:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 23:05:11.08 ID:p8j8ajbP0
最原「あるいは、平穏無事に自分の部屋に戻って、滞りなく臭いを除去することさえできたら、そう証言していたのかも」

最原「でもそれはできなかった。アンジーさんがずっと、翌朝の八時になるまで自室の前にいたから!」

最原「自分の身の潔白のためには『自室でずっと寝ていたんだ』って証言するしかない!」
以下略



344:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/10/13(金) 23:21:54.46 ID:p8j8ajbP0
最原(僕が東条さんを疑うに至ったきっかけはたった一つ)

最原(東条さんが巌窟王さんと約束していた女生徒だったのはほとんど間違いないのに、その証言をしなかったから)

最原(昨日、巌窟王さんは何か紙のようなものを持ってたけど、多分あれが手紙だったんだろう)
以下略



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