過去ログ - シンゲキロンパ CHAPTER 03
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994:名無しNIPPER
2019/05/23(木) 07:55:49.60 ID:+V6yDrVp0
紅羽視点
 
「後は、茉波媛子の推理通りですわ」
 
『…………………』
 
「あ、あの……媛子、さん?」
 
「お、おい!茉波!」
 
 
媛子ちゃんは無言で渋谷さん−基福石さんに近付いて
 
 
彼女の頬を思いっ切りひっぱたいた。
 
 
「な、なっ!何しますの!?痛いじゃない!謝りなさいよ、私に」
 
『何で?』
 
「ひっ!」
 
『何で謝らなきゃいけないの?悪いことしたのは調ちゃんの方じゃん。人殺しの癖に、偉そうにしないでよ』
 
「ま、茉波媛子…」
 
『ねえ、痛い?痛いよね?叩かれたら誰だって痛いの。でも……時雨君はその叩かれた何倍も、何百倍も、何千倍も痛かった!!!』
 
「ひ、ひいぃぃぃ!!」
 
 
腰が抜けて立てない福石さんは必死に逃げようとした。でも媛子ちゃんはそれを赦さんとばかりに彼女の髪を鷲掴みにして思い切り引っ張っていた。
福石さんは「痛い!痛い!」と叫ぶが、媛子ちゃんのことを誰も止めに入らない。
 
 
至極当然だ−彼女はそれ相応の報いを受けてもおかしくない罪を犯した。
 
殺人という−赦されない罪を犯した。


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