300:名無しNIPPER[sage]
2017/11/19(日) 01:22:35.78 ID:ens/y4Rdo
「……」
静かに椅子を引いて正面に座ってみても、彼の目はノートパソコンに釘付けのまま。
きっと頭の中は、彼が担当するアイドルの事でいっぱいなのだろう。
戦友としてとても喜ばしいけれど、まるで気付かれないのはちょっぴり腹立たしい。
「……」
けれど、彼はいつ私に気付くのかしら?
ここまで気付かないのなら、逆に、どこまで気付かないか試したくなってきたわ。
「……ふふっ」
っと、いけないいけない。
気付かれないようにしようとした途端、楽しくなって笑みが零れてしまった。
あまり大きな声は出なかったけれど、気付かれてはいないかしら?
「……」
けれど、彼は、まだこちらに気付かない。
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