954:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/10(日) 23:46:21.49 ID:yXp2Ooj6o
「おはようございます、プロデューサー」
「ドーブラエ ウートラ アナスタシーヤ」
プラヂューセル……違う、プロデューサーが、ロシア語で挨拶してきました。
私は、それに日本語で返しました。
「ハラショー! とても、良い発音です♪」
「良い、笑顔です」
「……あっ!」
意識していないと、自然とラッシーヤ……違う、ロシア語が、出てしまいます。
けれど、今のはしょうがない、です。
だって、プロデューサーの……ロシア語が、とても素晴らしかったから。
顔が、悔しくて、クシャリとなりました。
「アナスタシアさん……あまり、無理はなさらないでください」
「いいえ、私、頑張ります! もっと、日本語を上手になりたい」
「……」
私は、前から思っていました。
もっと、私の日本語が上手なら、もっと色んなお仕事が出来る。
もっと、沢山の事に……挑戦して、アイドルとして成長出来る。
だから最近は、考えるのも、ロシア語混じりじゃなく全部、日本語でしています。
プロデューサーがロシア語で挨拶してきたのも、私がお願いしたから、です。
釣られて私がラ……ロシア語で反応しないよう、試すため。
「アナスタシアさん、私は……言葉よりも大切な物があると思います」
「でも……」
「お気持ちはわかります。しかし、焦ってはいけません」
「……」
「ハラショーと言った時のアナスタシアさんの笑顔は、言葉に関わらず、良い笑顔だと思いました」
言われて、気付きました。いえ、思い出しました。
私がアイドルになった時に言われた、褒められたのは、笑顔だと。
やっぱり、プロデューサーはすごい、です。
こういう時は、アー、お礼を言わなくっちゃ。
「――スパシーバ!」
ありがとうございます!
おわり
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