過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 21
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296: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2017/12/14(木) 22:22:08.07 ID:LLiSE5Pl0

織莉子「キリカからも少し聞いたわ。あなた、何か考えているでしょう?」

まどか「実は、わたしが契約してこの世界に来た後、キュゥべえにも少しだけ聞いたんです」

まどか「わたしの素質のことについて」

織莉子「あれの言葉を鵜呑みにすると足元をすくわれるかもしれない」

織莉子「恐らくみんなも懸念していることよ。どんなに考えたって、推測に絶対なんてありはしないのだから」

まどか「……もちろんそれは考えました。でも、これまでみんなを見ていても思ったんです」

まどか「今まで契約することのなかった仁美ちゃんに素質が増えた」

まどか「平行世界に関わったみんなが記憶を継いで、今までの世界に関わらず因果は増減している」

まどか「この世界は、“わたしが軸になって作られてきた今までの世界”とは根本的に違う法則で成り立ってるんじゃないかって」


 ……ほむらの繰り返した時間遡行のおかげで運命の歯車は壊れてしまった。

 世界を組み直したまどかの願いは、因果律の異変を、ある意味で異常さを保ったまま正常な形に戻したのだ。


 しかしそうなれば、一番最初の時よりは強くても、せいぜいみんなと同程度でしかない。


織莉子「……どうしてなんて、貴女に聞く方が愚かだったわね」

織莉子「あなたはそういう人だった。――どんな時だって」

まどか「…………」

織莉子「……何かあったら私が責任を取る」

織莉子「それが、貴女の契約を知って、何も聞こうともせずに排除しようとしてきた私のすべきことでしょう」

まどか「ありがとうございます――!」



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