過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 21
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310: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2017/12/15(金) 00:46:58.88 ID:rK4LeITK0

キリカ「私も協力するよ!」


 まどかが何をやろうとしてるのかはわかったから。

 ……弓を構えるまどかに手を触れ、一緒にそこに魔力を張り、上空に向けて矢を放つ。


 降り注ぐのは桃と紫の入り混じった魔力の刃。


 マミですら、風のある状況では離れた敵への攻撃は難しくなる。

 ここから届くのは、まどかの追尾の性質があるからだ。


まどか「こっちの使い魔は片付きました!」

マミ「ええ! ……一旦離れましょう! 捕まって!」


 マミが足場に使っていたリボンを変形させて展開する。

 散り散りに吹き飛ばされないようにそこにしがみつきながら、ワルプルギスの夜の姿を見る。


杏子「そんなにあたしらを引き剥がしたいかよ――!」


 杏子が槍を投げ込んだのをはじめに、みんなもワルプルギスの姿が離れきる前に攻撃を打ち込んでいく。

 私も、まどかの矢にさっきと同じように私の魔力を加えて――。



 ――――すると、どこからか硬いものが割れるような音が聞こえて、歯車に亀裂が入る。

 いつしか、攻撃の手ごたえは消えていた。


 広大な結界の中にはもう何もない。……魔力も、あの悪魔のような巨体も、私たちを悩ませていた風も。



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