過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 21
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891: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/01/20(土) 22:06:40.13 ID:nvFphm/E0
……こんなところで老人と一緒に日向ぼっこしてる場合でもない。
そろそろ休憩も終わりにしようかと思って立ち上がろうとして、手に持った使用済みのグリーフシードを睨む。
魔女狩りの途中だが、これだけあると邪魔だ。
あすみ「あいつが来ないなら捨ててっちゃってもいいかな」
ほっとけばまた力を蓄えて孵るし。ぼそりと呟くと、横から聞きなれた声で止められる。
見てみれば、キュゥべえと――そいつを連れたいつかの魔法少女が立っていた。
QB「回収ならするよ。ここに捨てるのはやめてくれないかな」
あすみ「アンタは――――」
杏子「もう行くのか? ……隣いいかい? その前に少し話をしようじゃないか」
手に持ってたグリーフシードを放って座りなおす。
キュゥべえは地面に降りて野良犬のようにそれを拾い食いしている。
あすみ「……何?」
杏子「そう身構えるなよ。ただ挨拶がしたいのさ。アンタ、ちょっと前にここに来た魔法少女だろ?」
杏子「あたしは佐倉杏子ってもんだ。隣の風見野からはるばるやってきたが、まあここのこともそこそこ昔から知ってるよ」
あすみ「そう、ならこんにちは。私は神名あすみ」
風見野の魔法少女。荒っぽいという割には聞いてたよりは冷静だ。
――戦いたいわけじゃないなら、何か違う目的があるのか。
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