過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 21
1- 20
90: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2017/11/26(日) 00:27:02.89 ID:66l5qcMA0

 餡子のほうを両手で持って、そのフォルムを眺める。

 うっすらと透けるぎっしりつまった餡の色。それがクリームのほうにはない。


キリカ「やっぱり昔ながらのたい焼きが一番だね! クロワッサンたい焼きなんて邪道だよ」

キリカ「どっから食べるのが正解かなー。私はしっぽから食べる派なんだけど!」

マミ「ついでにやっぱり昔ながらの餡子のほうが好き、っと。呉さん、好きな物は先に食べるものね」

マミ「ちょっと向こう見ずなとこ出てるわよね?」

キリカ「う。まあその通りだよ」

杏子「あたしはなんでも好きだけどな〜」

キリカ「じゃあ杏子は餡子とクリームどっちが好き?」

杏子「それも甲乙つけがたいな。いや、つける必要がない!」

杏子「どっちもうまいだろ? だからあたしはこうしてんの」


 餡子とクリーム、両方とも同じくらいまで食べ進められたたい焼きを両手に持っている。

 ……なるほど、地味に器用なことを。


キリカ「両方の味を一気に楽しもうってことか」

キリカ「織莉子に『いちごさん』ってつけたの杏子でしょ?」

キリカ「もし餡子のほうが好きって言ったらなんかあだ名つけようと思ったのに。『あんこっこ』でどうだ」

杏子「でもあたしは餡子柄のパンツは穿いてないからなぁ〜」

織莉子「なっ、その……なんでっ、仁美や小巻の居る前で言う!? それっ!」

マミ「はい落ち着いて落ち着いて」


 織莉子が紅茶を噴き出す勢いで取り乱して、その背中をマミがさすっている。

 織莉子がここまで慌てるのは珍しいから、いじりたくなるのはまあわからないでもない。

 それにしてもこれは……――


仁美「い、いちご……?」

小巻「何? アンタいちご柄のパンツ穿いてんの?」

織莉子「あなたはあなたで直球すぎない!?」

仁美「穿いてたんですね……」


 ……気の毒だ。さすがに、この話題でいじられるのは。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/665.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice