過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 21
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951: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/01/24(水) 20:29:38.36 ID:P9YQMO5/0
ひとまず、今後の方針は暁美ほむらの調査、対抗する術を見つけることに決まった。
流れ的に計画に協力する形になってしまったが、こいつへの感情は抜きにして、イレギュラーと鹿目まどかをどうにかしなきゃいけないのは決まっている。
ただの人間はともかく、イレギュラーは侮れる相手じゃない。
しかし、美国織莉子は一つの方法しか考えないらしい。もしくは、“考え付けなかった”のか。
――――安直な強攻策ともとれる方法。その答えは、『邪魔者の皆殺し』。
…………話がひと段落つくと、再びかきまぜてからスプーンを皿に置き、カップを持ち上げる。
中身はすっかりぬるくなっていた。
織莉子「……ところで、飲むの? それ」
あすみ「飲み物を捨てるなんてもったいないお化けが出るよ。これだから金持ちは」
中身をぐっと飲み干す。苺とチェリーとキウイとオレンジと……あと、ブルーベリーとブラックベリーだっけ?
紅茶からは遠ざかった味がした。しかし、これだけ色々入れてもチープにはならないのがブルジョアたる所以だ。これはこれで飲みやすくなった。
下に溜まったドブ色のジャムをスプーンで掻き出していると、美国織莉子は不可解そうな表情でこっちを見ている。
織莉子「ほとんど砂糖水じゃない? それになんだかどろどろしてるわよ」
あすみ「美味しいよ?フルーツジュースみたいで」
あすみ「……今度からフルーツジュースにしてよ。やっすいのでいいから。貧乏舌なもんでね、紅茶の味なんて私にはわかんないんだ」
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