過去ログ - LiPPS「MEGALOUNIT」
1- 20
246:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:37:26.11 ID:K38ajQT50
「何でココにいんの!!」

 ソッコーで手近にあったトイレの陰に三人を呼び出す。
 どういうつもりなのか、納得のいく説明してもらわなきゃアタシだっておこ――!

以下略



247:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:40:13.81 ID:K38ajQT50
「だーかーらぁ!! そうじゃないってアタシはただ志希ちゃん――!」


 はたと、止まる。

以下略



248:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:41:38.74 ID:K38ajQT50
「仮に言った所で、あの子が美嘉を根に持ったり、妬いたりする事は無いと思うけど」
「いや、言わないでよ!」
「デートじゃないなら別に言ったって良くない?」
「デートじゃないから!! あっ、いや、デートじゃなくても言っちゃダメ!」

以下略



249:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:42:53.03 ID:K38ajQT50
 足早に、さっきプロデューサーといた場所を目指す。

 あぁあぁぁぁどうしよう。ヤバイ、さっき話してたこと全部頭から吹っ飛んでる。

 平静を装おうとして逆に不自然になるパターンだ、きっとこれ。
以下略



250:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:43:38.95 ID:K38ajQT50
「な、何で――」

 アタシは目を疑った。

 そっくりそのまま、入れ替わったのかと思った。
以下略



251:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:45:54.14 ID:K38ajQT50
「こんにちは――って、こんな所に何で」

 いや、それよりもさっきまでいたあの辛気臭い方は、どこに行ったんだろう?

「プロデューサー見なかった? 今の、アタシ達の」
以下略



252:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:48:02.13 ID:K38ajQT50
「しかし、ただ待っているのもなんだし、彼が来るまで話でもしていようか」
「うん」

 彼は周囲を見渡し、手近なベンチを見つけると、そこにアタシを案内した。

以下略



253:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:50:27.55 ID:K38ajQT50
「あぁ、ビックリした――つまり、方向性の話ってこと?」
「うん、まぁそうかな」

 一通り、最近アタシが抱えている悩みを打ち明けた。

以下略



254:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:54:14.32 ID:K38ajQT50
 ――――。

「――美嘉ちゃん?」


以下略



255:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:55:48.71 ID:K38ajQT50
 なぜ、あの人はプロデューサーをやっているんだろう?

 アタシ達の夢を否定していながら、何であのフェスには力を入れていたんだろう?

 アタシ達のうちの何人かを、どうしてスカウトしたんだろう?
以下略



256:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 23:58:04.02 ID:K38ajQT50
 振り返ると、あの人が向こうからこっちに歩いてくるのが見える。

 今までどこに行っていたんだろう――まず、それを問いかけるべきなのかな。
 それとも、触れない方が良いのかな。

以下略



769Res/709.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice