過去ログ - LiPPS「MEGALOUNIT」
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72:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:42:42.15 ID:sXivYPE/0
「カナデちゃん歌すっごい上手ー! アレだっけ、毎朝腹筋してるんだっけ。ちょっとショウミーしるぶぷれー?」

「ちょ、な、何を――!」

「ワァォ、ぷにぷにー☆ 天使の耳たぶだねー、バナナで釘が打てるレベルだよー! 皆も触ろ触ろー♪」
以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:44:06.02 ID:sXivYPE/0
「シューコちゃんシューコちゃん」

「なーに、フレちゃん?」

「呼んでみただけー♪」
以下略



74:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:45:26.64 ID:sXivYPE/0
 フレデリカと付き合う中で、地味に困ったのが連絡手段。

 彼女は携帯に頓着が無かった。
 スマホユーザーでは無いどころか、唯一持っているガラケーをすぐに紛失するのだ。

以下略



75:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:47:48.49 ID:sXivYPE/0
「――よしっと、初期設定はこんなカンジかな★ 使い方は、フレちゃんならそのうちに慣れてくると思うよ」
「わぁい、やったーミカちゃん! あれ、ボタン無くない?」

 不思議そうに手の中にあるスマホを眺める。
 本当に初めてなのね。
以下略



76:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:52:44.06 ID:sXivYPE/0
 迷惑そうに手を振るプロデューサーの元を離れ、思いついたかのようにロビーの中央へと走る。

 そして彼女は天井を見上げ、スゥーッと深呼吸を始めた。


以下略



77:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:54:50.39 ID:sXivYPE/0
「まぁ――初めまして、宮本さん。一ノ瀬、志希です」

「一ノ瀬さん――とても、素敵な名前ですね」

「ありがとうございます。そういう、宮本さんも」
以下略



78:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:56:43.09 ID:sXivYPE/0
「しょ、初対面だよな?」
 プロデューサーだけでなく、私達も開いた口が塞がらない。

「あ、シキちゃんラインやろーよライン! 知ってる、ライン?」
「おぉー、フレちゃんさてはスマホビギナーだね?」
以下略



79:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 13:00:19.15 ID:sXivYPE/0
「お、キミはなんて言うんだっけ? わっちゅあねーむ」
「えっ――速水奏よ。英語が堪能なのね、一ノ瀬さんは」
「志希ちゃんでいーよー。アッチでは英語だったからねー♪」

 海外から来たばかりというのは、本当だったのね。
以下略



80:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 13:03:38.04 ID:sXivYPE/0
 プロデューサーのデスクがあるという事務室には、彼の他に3人のプロデューサーがいた。

 童顔で私よりも身長が低いコロコロとした人と、まるでヤクザのようにガラの悪い金髪の人。

 そして――。
以下略



81:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 13:18:26.50 ID:sXivYPE/0
「えっ、志希ちゃんあたしんちの隣!?」
「へぇー、そうなんだー。じゃあ今日は周子ちゃんちに泊まっちゃおっかなー♪」
「隣同士なのに泊まる意味ー♪」
「せっかくだからフレちゃんも行っていいー?」
「せっかくの意味ー♪」
以下略



82:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 13:20:42.59 ID:sXivYPE/0
「えぇ、そうでしょうね」

 それはそうだろうと、私は思った。
 周子だけでなく、こんないい加減そうな子達と一緒にユニットを組む事になるなんて。

以下略



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