過去ログ - 【ラブライブ!】1レスSS書くのでお題ください【ラブライブ!サンシャイン!!】
1- 20
523:名無しNIPPER
2018/02/20(火) 21:54:33.65 ID:2EAZ7nmx0
(お題 化物ルビィ)

 わたくしの家には地下牢がある。
 黒澤家の一人娘として育てられた自分にとって、地下牢の真実を聞かせられた時、憤慨しか浮かばなかった。
 妹がいる。
 しかもその人物は残虐な化物であると。

 仮に。
 それが凶悪な化物であるなら、なぜ黒澤家単体で管理しなければいけないのか。
 疑問はもう一つ。
 仮に殺害できるような存在であれば、なぜひとおもいに命を奪わないのか。
 地下牢に軟禁して、寿命が尽きるまで生かして、事実を隠蔽し続ける。
 本当に凶悪な化物ならば、こちらに危険が及ぶような存在ならば、早急に処理することが必要なのではないか。

「私は長女として、妹の存在を知り――黒澤家の長になる」

 地下牢までの道のりは大したことはなかった。
 元から早寝の黒澤家の大人たちは、夜になると物音さえ立て無ければ起きることはない。
 後は見回りをしている使用人に金銭を握らせれば、問題はすべて解決する。
 もっとも、金銭など渡さなくても、わたくしがお願いすれば大抵の願い事は通じる。

 地下に入ったのは初めてだった。
 黒澤家は元から広大な土地に建てられた大きなお屋敷だけど、地下まで広いとは。
 ろくに明かりもないから、壁に手を付けてゆっくりと進んでいく。
 何十分かたったくらいだろうか、周りの空気が変わった、それと臭気がする。
 嗅いだこともないような、嫌悪感を示す匂いが、わたくしの行き先に存在する。
 ――これ以上行けば命の危険があるかもしれない。

「もしも、姉の姿もわからない、化物の妹ならば……何のためらいもなく殺せるでしょうね」

 化物に拳銃が通用するかどうかはわからないけど――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
716Res/511.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice