過去ログ - 【ラブライブ!】1レスSS書くのでお題ください【ラブライブ!サンシャイン!!】
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706:名無しNIPPER[sage]
2018/11/16(金) 20:04:59.13 ID:5zByhSRP0
 とはいえ、怪獣が闊歩するような場所ではありませんし、
 なにより剣と魔法が活躍するような世界でもありません。
 状況が変わって殺伐とした世界に放り込まれたわけでもない自分は、
 慣れきったわたくし自身の部屋で起床しました。
 毎日のことですから、今自分が何をしなければならないか察したわたくしは、
 制服に身を通すことにしたのです、日付こそ分かりませんが登校するための準備を開始しなければいけない時間でしたから。
 ただ、その制服に身を通す途中にふと違和感を覚えました。
 何も身体に変調をきたすような何事かがあったわけではありません。
 バストサイズが鞠莉を軽く超えたとか、スタイルが果南ばりであったということも……まあ、期待をしないではありませんでしたが――
 そんなことはまったくない普段どおりの黒澤ダイヤで。
 しかし、何故か制服が二年生のものであり、慌てて生徒手帳を確認すれば
 自分は二年生であるということになっておりました。
 

 ただ、空想の世界ではあるので、
 そのようなこともあるもの結論づけ何食わぬ顔をして廊下に出、
 特に変化をしていない廊下を歩いていると、お手伝いさんが困ったように声をかけてきました。
 不肖の妹が時間になっても目を覚ましてくれないというので、放っておけと言おうかと思いましたが、なんと今日は入学式。
 ハレの日に寝坊をしてしまえば黒澤家の評判にも関わること、
 それに生徒会長の妹が初日から遅刻でもしてしまえば自身にも悪影響があるかも知れない。
 あらゆるリスクの回避は賢者の選択、ならば心を鬼にして布団を引っ剥がして起こすことぐらいはしてしまえるわたくしです。
 別に何か妹の部屋に入る楽しみがあるとか、変質者的な思考をしているわけではありません、ええ、まったくもって。


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