過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 22
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29: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/01/28(日) 22:15:19.16 ID:9oR2aW590

 インキュベーターがまだ居るかもしれないここにゆまを置いていくわけにもいかないな……。

 あまり『こっち』の人間のことに関わらせたくはなかったが。


あすみ「……ゆま、昨日も言ったけどさ。契約しないでね」

あすみ「危険と隣り合わせの世界なんて、ゆまには入ってほしくない」


 何人も地獄に送った私が言うべきセリフじゃない。

 ……ゆまはまだきょとんと私を見上げていた。


あすみ「……あと、帰りにもう一つだけ寄ってもいい?」

ゆま「え?」

あすみ「その代わり、明日までには遊園地ちゃんと調べとくからさ」


 ――それからもう一つ、プリントに書かれていたマミの葬式の場所の近くにまで寄ってみた。

 建物の前に巴マミの名前の書かれた看板が立てられている。

 軽く様子を見てみると、ほとんどは学校の関係者だった。見滝原の生徒たちの姿と、他に大人たちのうちには教師や親族もいるのだろうか。


 ゆまはしばらく遊園地遊園地とはしゃいでいたが、どこか神妙な喪服と制服の集団を見て不思議そうに私に聞いてきた。


ゆま「おねえちゃん、あれなに? 『もうひとつ』の用事ってこれ?」


 別に参列までする気はなかった。

 ただ少しの間このあたりを窺って、その中から離れた場所に一人立っている姿を見つけた。


 ――イレギュラー。暁美ほむら。



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