過去ログ - 【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「戦」
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208: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2018/03/02(金) 03:14:02.13 ID:plg9Zx7f0
翠「くっ...」

今のキャロルちゃん達には本来使えてなかったはずのノイズが使えます
しかしそれは原作でバビロニアの宝物庫内のノイズがネフィリムノヴァの爆発により消滅したとされているから
そうでないこの世界、さらには平行世界ともギャラルホルンによって繋がっている今、そもそもノイズを解析出来たキャロルちゃん達がそれを利用しないはずがありません
現に何度もキャロルちゃん達陣営の使うものの中にノイズは確認出来ていました

つまりは、これもそういうことでしょう

未来「翠ちゃん、アレ...」

未来さんの指差す方、炭の山の近くに何かが落ちていました

翠「紙...?」


拾い上げ中を見てみると、それは


『残された時間がもうすぐ終わる』

『長くはない』

『アンタならやれる。アンタがリーダーで良かったと思う』

『誕生日、祝いたかったけど、無理そうだから』

『もしもの時は、後は任せる』


そんな言葉が並ぶ、まるで自身の死が近いことをわかっていたかのような遺書
あの紫髪の人へ向けた言葉が目立つ、想いを託すような内容です

翠「...」

そっと手紙を元あった場所に置き、せめてもの弔いとして膝をつき合掌

私はまだ人工奏者がどのような存在なのか、それほど理解しているわけではありません
夏菜さんのことを色々聞き、身体の作りや成長速度、他にも色々と私達とは異なる部分があるということはわかります
それでも、やっぱり私は彼女は...彼女達は人間だと思います
私達のように感情があり、考えることが出来、怪我もするし寿命もおそらく
そして、人間のみを対象とするノイズも脅威となりうる

翠「...行きましょう、未来さん。ここは...私達がズカズカと入ってはいけないところです」

未来「それって...ううん、そっか。わかった」

いつ紫髪の人がここに来るかわかりません
もしかしたらもう来ているのかもしれませんし、もう来ないのかもしれませんが
だとしても、ここは...この空間は彼女達のものです


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