過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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109:名無しNIPPER
2018/02/27(火) 02:38:07.65 ID:XSqQyOqG0
「右から、星野さん、如月さん、三浦さんです」

 綺麗に整列した三人の女の子。
 右の星野さんはこちらを敵意を持った視線で見ている。
 どうやら本当に私がアイドルデビューするものと考えているらしい。そんな気はまったくない。
 真ん中の如月さんも、やはりこちらを敵意を持った視線で見ている。
 ライバルが増えるかもしれないと考えているのか、それともバストサイズに差がありすぎると考えているのか。
 ――多分だけど、にこよりも小さい。
 左の三浦さんは余裕の表情。
 私がニートだから下に見ているのかと思ったけど、単純にのんびり屋さんらしい。
 久方ぶりに見るオトノキの制服は、私がいた時代よりも微妙にデザインが豪華になっていた。  
 
「なんか急に連れてこられて戸惑ってるんですけど、私は、アイドルデビューするつもりは」
「そう言って、プロデューサーを誘惑しようとしているんでしょ! その胸で!」

 星野さんは私の胸しか見ていない。
 そういえばμ'sが9人になってからすぐ、希も胸しか見られてなくて凹んでたわね……。
 あの子ダンス経験もないって言ってたのに、私の振り付けについて来られていたし、謎だ……。

「3人ともダンスで結果を出したらどうですか? この絢瀬さんよりもできるとわかれば、何も問題はないはずです」

 あーだこーだ考えていると、新しい人が入ってきた。
 長身の眼鏡のイケメンだけど、基本的に男の人に縁がない私には特に響くものもなかった。

「どうも、赤羽根と申します」
「絢瀬絵里です」
「……そういえば絢瀬、絢瀬さんと言えば……」

 口元に手を当てて考え込む赤羽根P。
 何のことだかはわからないけど、ひとまず目の前の少女3人がμ'sを凌駕するようなダンスを見せてくれれば解放される!


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