過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
1- 20
130:名無しNIPPER
2018/02/27(火) 18:22:00.66 ID:XSqQyOqG0
 てんやで一通り飲み散らかした後、まだ飲み足りないというツバサと
 甘いものを食べたいという穂乃果の要求を飲んで、ファミリーレストランに向かった。

「ファミレスでお酒を飲むとか、高校時代は思いつかなかったわねぇ……」

 思いつかれても困る。
 どんな店にも無難においてある中ジョッキを飲みながら、二人して遠い目をする。
 
「あの頃は楽しかったわねえ……」
「ええ、年を取れば取るほど、月日の感覚が無くなっていくわ……」
「……私もそう思うよ」

 おばあちゃん臭いとツッコミを入れられると思いきや、穂乃果の意外な同意にびっくりする。
 ツバサと顔を合わせ、地雷を踏んだのではないかとアイコンタクトで会話をする。

「μ'sを結成して、毎日練習して、穂むらでお手伝いをして、思えば高校時代が一番充実してたな……」

ツバサ:ちょっと、穂乃果さんが微妙にナーバスじゃない!
絵里:あなたの振った会話でしょ! あなたが責任持ちなさい!
ツバサ:そこは同じ学校だったよしみで、エリーが責任取るところでしょ!
絵里:嫌よ! 酒が入って絶対に愚痴コースだもの!

「はぁ……自分が嫌になるなあ……ああすればよかった、こうすればよかったばかりが思いつく……」

 穂乃果が凹んでいるけど、発言を聞いている私たちも微妙に突き刺さることを言われている。
 もしも自分が働いたら――

 などということはまったく考えたことがないので省略するとして。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
984Res/926.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice