過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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131:名無しNIPPER
2018/02/27(火) 18:22:28.06 ID:XSqQyOqG0
「高校時代っていうのは、なんであんなにも楽しかったのかしらね」
「ツバサさんも楽しかったの?」
「もちろん、アイドル業も楽しかったけど……やっぱり、スクールアイドルっていうのは楽しいものなんだと思うわ」

 3人で顔を合わせ、あの時はこうだったとかこの時はなんて考えてたのとか話し合う。

「聞きづらいけど、ツバサさんは私たちに地区予選で負けたときどう思った?」
「2日はオンラインゲーム漬けになったわ」
「そこは燃え尽きて何もできなかったっていうところでしょ、元気じゃないの」

 仮に私が就職活動をして面接とかに落ちても同じ行動をすると思うけど。

「でも、3日目になった時、あんじゅや英玲奈とまた歌って踊りたいって思ったわ」
「なるほど」
「穂乃果さんはμ'sを解散することを決めた後、どうなった?」
「なんで時間は止まらないんだろうって思った、時を巻き戻してみるかいとか思った」
「……そんな歌詞も、あったかしらね」

 でもね、と穂乃果は続ける。

「もう一度μ'sって気にはなれなかった、当初は期待もされたけど……絵里ちゃんたちの卒業で区切りをつけないとって」
「そうね」
「スクールアイドルっていうのは、たぶん、気持ちのいい場所なんだと思うの、だからこれほど流行ってるし、これからも続くんだと思う」
「穂乃果さんの言うとおりだわ」
「でも、スクールだから卒業しないといけないんだよね、うぶ毛の小鳥たちもいつか空に羽ばたく大きな強い翼で……飛ぶ」

 そういえばこの歌詞を書いた時、海未は何を考えていたのだろう?
 ちょっと聞いてみたくなった。

「まあ、未だに羽ばたいてないエリーみたいな例外はいるけどね」
「殴るわよ?」


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