過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
1- 20
149:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 22:35:27.09 ID:yn41XCJD0
「エリー! お願い! 私、エリーじゃなきゃ嫌なの!」
「えー……あなたなら敏腕マネージャーなんかいくらでも選び放題じゃない」
「金髪で胸が大きくて元スクールアイドルで外国語堪能でμ'sのメンバーなんてエリーしか当てはまらない!」
「それはマネージャーの必須条件じゃないわよ! というか私を選んでるじゃないの!」
「エリー、案外みんなからの好感度高いのよ? 人を引きつける魅力……とでも言うのだろうか」
「英玲奈のマネじゃない!」
「ま、今のは冗談よ。でも、ほら、ハニワプロの子からは大人気よ? アイドル仲間からも評判いいし」
「なんで私の噂が広まっているのよ……誰が広めたのよ」
「それはあり……」

 あり?

「ありえないスピードで広がっているのよ、バイオハザードね」
「だからなんで私なのよ、あのねえ自分で言うのもなんだけど、私かなりダメ人間よ?」
「別に私も慈善事業であなたを就職させたいというわけではないのよ?」
「芸能界にも興味ないし、何より未経験、マネージャーのことも何も知らない……本当なんでなの?」
「興味があるのよ、社会復帰をしたあなたに」
「べ、別に……大したもんじゃないわよ……」
「ニート時代でも誰からの評価も変わらなかった、それどころか評価はうなぎのぼり、普通なら見捨てられて生き倒れてるわよ?」
「そ、それは」
「絢瀬絵里という人間はするしないでは何も変わらなかった、おそらく、あなたは何も変わらない」
「買いかぶりすぎよ」
「あなたはきっとこの世の中を、運命を、変える人間だわ」

 なお自宅。
 亜里沙は気まずいのか部屋から一歩も出てこなかったけど。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
984Res/926.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice